ありそうでなかったQDAソフトの話
~機能比較表と先入観にとらわれずに使うコツ~

質的データ分析(qualitative data analysis: QDA)を支援するソフトウェアはCAQDAS(computer-assisted qualitative data analysis software)と総称され、いくつかの定番が存在します。本セミナーでは中でもNVivoMAXQDAの2つを取り上げ、既存ユーザーの間でぼんやりと共有されながらも、新規ユーザーに向けてあまり明文化されてこなかった情報をお伝えします。

前半では、CAQDASの大小さまざまな活用事例を経験談に基づいて10件ほど紹介します。インタビューの文字起こし実地調査のフィールドノートといった一次データはもちろんのこと、先行研究有価証券報告書のような二次データを扱ったプロジェクトも含まれます。そして、それぞれの分析アプローチ、対象データ、使用ソフトとその役割に加えて、作成したコードの数といった最終的な成果物には反映されない部分までお見せします。

後半では、CAQDASを選び、そして分析プロセスへ気負いなく導入するためのコツとして、以下の3点を掘り下げてお話します。

  1. QDAをワンストップ化“できる”からといって“しなければならない”わけではないこと。
  2. 機能差によってNVivoとMAXQDAを選ぶことが難しいときには、いくつかの感覚的な基準を検討してみるとよいこと。
  3. CAQDASを普段使いするという選択肢があること。
  • 講師: 林 侑輝
    和歌山大学経済学部講師。博士(経営学)。1990年兵庫県生まれ。2019年3月に大阪市立大学経営学研究科後期博士課程を修了し、同年4月より現職。前期博士課程の頃、社内ベンチャーの事例研究のためにCAQDASを少しずつ使い始める。最近は質的比較分析(QCA)を導入した研究も行っており、近著として「逆境期における長寿企業の生存戦略:倒産企業との比較分析に基づく類型化」(日本経営学会誌)がある。
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※ 2021年9月28日に開催したオンライン・セミナーを録画したものです(実際のセミナーから質疑応答を含め、内容を一部割愛しています)
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セミナー収録版
ありそうでなかったQDAソフトの話
~機能比較表と先入観にとらわれずに使うコツ~
2:17:47研究体験を質的データ分析を支援するソフトウェアの活用を考えるセミナーの収録版。
定番のNVivo、MAXQDAをの活用事例と、導入のコツをい解説。
(2021年9月28日に開催したオンライン・セミナーの録画から、質疑応答を含め一部を割愛しました)

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