〔終了〕ありそうでなかったQDAソフトの話 [オンライン・セミナー]

※ 本セミナーは終了しました。収録版をレンタル視聴できます→ 詳細を見る

多くの方にご協力いただきましたQDAソフトウェアに関する調査(2021年5月実施)には、QDAソフトをどう使うべきか、何ができるのか、さまざまな疑問やご意見が寄せられました。皆さまからの声を受け、代表的なQDAソフトの使い方を考えるオンライン・セミナーを開催いたします。

講師には林 侑輝 先生(和歌山大学経済学部講師)をお迎えし、NVivo、MAXQDAそれぞれを使用した研究体験を元にお話しいただきます。

ありそうでなかったQDAソフトの話
~機能比較表と先入観にとらわれずに使うコツ~

質的データ分析(qualitative data analysis: QDA)を支援するソフトウェアはCAQDAS(computer-assisted qualitative data analysis software)と総称され、いくつかの定番が存在します。本セミナーでは中でもNVivoMAXQDAの2つを取り上げ、既存ユーザーの間でぼんやりと共有されながらも、新規ユーザーに向けてあまり明文化されてこなかった情報をお伝えします。

前半では、CAQDASの大小さまざまな活用事例を経験談に基づいて10件ほど紹介します。インタビューの文字起こし実地調査のフィールドノートといった一次データはもちろんのこと、先行研究有価証券報告書のような二次データを扱ったプロジェクトも含まれます。そして、それぞれの分析アプローチ、対象データ、使用ソフトとその役割に加えて、作成したコードの数といった最終的な成果物には反映されない部分までお見せします。

後半では、CAQDASを選び、そして分析プロセスへ気負いなく導入するためのコツとして、以下の3点を掘り下げてお話します。
(1)QDAをワンストップ化“できる”からといって“しなければならない”わけではないこと。
(2)機能差によってNVivoとMAXQDAを選ぶことが難しいときには、いくつかの感覚的な基準を検討してみるとよいこと。
(3)CAQDASを普段使いするという選択肢があること。


〔こんな方にお勧め〕
  • NVivoやMAXQDAをお持ちで、これから活用していきたいとお考えの方
  • QDAソフトを使い始めようと思っている方
  • どのQDAソフトを使うか考え中の方
  • QDAソフトにご興味のある方
  • 質的データ分析にご関心のある方
〔開催概要〕
  • 日時: 2021年9月28日(火) 10:00~12:30(休憩含む)
    第一部: 10:00~11:10
    第二部: 11:20~12:30
  • 会場: オンライン(ZOOM)
    ※ 当日はチャットでご質問いただけます
    ※ セミナーは録画します。お申し込みいただいた方は、セミナー終了後1ヶ月間録画を視聴いただけますので、リアルタイムでのご参加が難しい場合は録画をご利用ください。
  • 参加費: 3,300-/1人
  • 講師: 林 侑輝 先生
    和歌山大学経済学部講師。博士(経営学)。1990年兵庫県生まれ。2019年3月に大阪市立大学経営学研究科後期博士課程を修了し、同年4月より現職。前期博士課程の頃、社内ベンチャーの事例研究のためにCAQDASを少しずつ使い始める。最近は質的比較分析(QCA)を導入した研究も行っており、近著として「逆境期における長寿企業の生存戦略:倒産企業との比較分析に基づく類型化」(日本経営学会誌)がある。
    より詳しいプロフィールはresearchmapでご覧ください。
  • お申込み方法:
    本セミナーではYahoo! PassMarket を利用しております。以下ボタンよりPassMarketに移動してチケットをご購入ください。
    ※ 参加に関するご案内はPassMarket経由のEメールでご連絡いたします。
    ※ ご協力のお願い: セミナーお申し込み時にQDAソフトについてお伺いいたします。回答は任意ですが、当日お話しする内容の参考にしますので、お差し支えない範囲でご協力いただければ幸いです。
    ※お申込み受付を終了しました。多くのお申込みをいただき、ありがとうござました※
  • キャンセルポリシー:~開催7日前まで 無料 /開催6日前~開催当日 100%

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