質的研究をはじめるための30の基礎スキル
質的研究をはじめるための30の基礎スキル
おさえておきたい実践の手引き
ジョン・W・クレスウェル 著
ジョアンナ・クレスウェル・バイアス 著
廣瀬眞理子 訳
ソフトカバー : 432ページ
出版社: 新曜社
言語: 日本語
978-4-788-51769-1
発売日:2022/5/25
書籍内容
質的研究者のように考えることから、研究に際しての感情的側面、リサーチクエスチョンの設定、インタビューやデータ分析のノウハウ、論文を書くプロセスまで、実践に役立つ30の基礎スキルを豊富な具体例とともに学ぶハンドブック。
混合研究法の第一人者である著者が実践し、教え、執筆してきたなかで得たノウハウを惜しみなく伝授
目次
日本の読者の皆さんへ / はじめに / 謝辞
パートⅠ 質的研究のあらましを理解する
1 質的研究者のように考える
2 量的研究の知識を基盤として、質的研究を実施する
3 質的プロジェクトを厳密に、そして概念的に興味深いものにする
4 研究中に生じる困難な感情に対処する
5 研究アドバイザーや委員会と連携する
パートⅡ 前提となる構成要素を考える
6 質的研究に哲学と理論を取り入れる
7 倫理課題を予測する
8 文献を系統立てる
9 質的研究の修士論文/博士論文の構成を考える
パートⅢ 質的研究をスタートする
10 良い質的なタイトルとアブストラクトを書く
11 研究の優れた序論と冒頭文を書く
12 質的研究の目的の言明とリサーチクエスチョンを書く
パートⅣ 質的データを収集する
13 質的データ収集のプロセスを理解する
14 良い観察を行う
15 インタビュー・プロトコルの設計と管理
16 周辺化された人々のデータを収集する
17 グローバルな質的研究において文化的感受性をもつ
パートⅤ データ分析とその検証
18 テクストデータをコーディングする
19 画像・写真をコーディングする
20 テーマ節を展開する
21 データ分析にソフトウェアを活用する
22 妥当性チェックを実行する
23 コーダー間アグリーメントを実施する
パートⅥ 質的研究を書き、公刊する
24 学術的に執筆する
25 質的手法で執筆する
26 リフレクシブに執筆する
27 優れた“結論”セクションを執筆する
28 質的学術誌で論文を公刊する
パートⅦ 研究を評価し、質的リサーチデザインを用いる
29 質的研究のクオリティ基準を選択する
30 質的リサーチデザインを選択する
訳者あとがき
用語解説 / 引用文献人名索引 / 事項索引