大学卒業研究ゼミの質的研究

先輩・後輩関係がつくる学びの文化への状況的学習論からのアプローチ

大学卒業研究ゼミの質的研究
先輩・後輩関係がつくる学びの文化への状況的学習論からのアプローチ

著者:山田 嘉徳 (著/文)

A5判 224頁
出版社: ナカニシヤ出版
言語: 日本語
ISBN 978-4779513688
発売日: 2019/4/30

書籍内容

ゼミでの学びはどのように行われているのか?
大学の卒業研究ゼミで行われている協同的な学びのプロセスについて、多様な関係性に注目した丁寧な分析を通じ、学びのモデルを構築する。

目次

はじめに

第1部 研究背景と方法論

01 大学教育・学習論

 第1節 大学教育と学修・学習
 第2節 大学ゼミと学習

02 先行研究と方法論

 第1節 本研究における状況的学習論の位置づけ
 第2節 質的研究に関する方法論

第2部 実証研究

03 本研究のフィールド

 第1節 フィールドとしてのTゼミの概要
 第2節 フィールドとしてのTゼミのカリキュラム
 第3節 フィールドとしてのTゼミの特徴
 第4節 フィールドとしてのTゼミへのかかわり

04 研究1:同輩同士のかかわりからみた課題の遂行プロセス

 第1節 卒業演習における卒論テーマの相互形成過程への着目
 第2節 卒業演習における卒論テーマの相互形成過程を捉える方法
 第3節 卒業演習における卒論テーマの相互形成過程の分析
 第4節 小  括

05 研究2:教員と学生とのかかわりからみた課題の遂行プロセス

 第1節 卒業演習における卒論を書き上げるまでの逡巡過程への着目
 第2節 卒業演習における卒論を書き上げるまでの過程を捉える方法
 第3節 卒業演習における卒論を書き上げるまでの逡巡過程の分析
 第4節 小  括

06 研究3:先輩後輩のかかわりからみた成員性の形成プロセス

 第1節 先輩後輩関係による協同的な学びの過程への着目
 第2節 先輩後輩関係による協同的な学びの過程を捉える方法
 第3節 先輩後輩関係による協同的な学びの過程の分析
 第4節 小  括

07 研究4:複数世代の関係からみた成員性の形成プロセス

 第1節 異学年で構成されるペア単位での協同作業に伴う価値規範の継承過程への着目
 第2節 異学年で構成されるペア単位での協同作業に伴う価値規範の継承過程を捉える方法
 第3節 異学年で構成されるペア単位での協同作業に伴う価値規範の継承過程の分析
 第4節 小  括

08 研究5:大学ゼミ活動との関係からみる学習環境

 第1節 学習のカリキュラムの観点からみる学習環境の構成過程への着目
 第2節 学習のカリキュラムの観点からみる学習環境の構成過程を捉える方法
 第3節 学習のカリキュラムの観点からみる学習環境の構成過程の分析
 第4節 小  括

09 研究6:文化的知識の継承を達成する学習環境

 第1節 文化的実践の継承モデルからみる学習環境の構成過程への着目
 第2節 文化的実践の継承モデルからみる学習環境の構成過程を捉える方法
 第3節 文化的実践の継承モデルからみる学習環境の構成過程の分析
 第4節 小  括

第3部 総合討論

10 本研究の総括

 第1節 本研究から得られた知見:大学ゼミの学びの過程を記述するモデル
 第2節 今後の課題

11 本研究の適用可能性と今後の展望

 第1節 モデルの適用可能性への着目
 第2節 モデルの適用可能性の検討
 第3節 モデルの意義と得られた知見の整理
 第4節 今後の展望

謝  辞:不易の学びに思いを馳せて

このサイトをフォロー

質的データ分析研究会の最新情報を受け取る

月1~2回、本サイトの更新情報、質的研究や混合研究法、ツールの使い方、イベント情報などEmailで受け取ることができます。